目次
COREZOコレゾ賞活動継続支援のお願い
2024年度 第15回COREZO賞表彰式in大歩危
去る2024年12月07日(土)、徳島県三好市「大歩危峡まんなか」に於いて、元国土交通事務次官 岩村 敬 様、元観光庁長官 田端 浩 様、観光庁観光戦略課長 河田 敦弥 様、観光庁観光資源課長 竹内 大一郎 様、成田国際空港株式会社常勤監査役(元四国運輸局次長) 榎本 通也 様、四国旅客鉄道株式会社常務取締役 町田 倫代 様、三好市長 高井 美穂 様が来賓としてご臨席、新旧42名の受賞者がご出席くださって、「2024年度 第15回COREZO賞表彰式in大歩危」を開催し、おかげさまで、無事、盛況のうちに終えることができました。
ご出席くださった受賞者、来賓の皆さま、施設のご提供及び、実行委員長、事務局の労をお取りくださった、大歩危峡まんなか代表取締役社長 大平 修司(おおひら しゅうじ)さま、祝賀懇親会の料飲を取り仕切ってくださった峡谷の湯宿 大歩危峡まんなか料理人、スタッフの皆さま、プロの演奏で会を盛り上げてくださった、音楽家・コントラバス奏者 金岡 秀典 先生、バイオリン奏者 はすみさま、ピアノ奏者 佐々木由希さま、会場を華やかに彩る生花を寄贈してくださった、山口屋・歩危マートの山口 頼明(やまぐち よりあき)さま、山口 由紀子(やまぐち ゆきこ)さま、大歩危峡まんなか会長の大平 克之(おおひら かつゆき)さま他、全ての関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。
有難うございました!
今後とも、ご指導、ご鞭撻賜りますよう、何卒、宜しくお願い致します。
COREZO財団 代表理事 平野 龍平
朝日新聞デジタルに記事が掲載されました
COREZO賞の趣旨
ホンモノとマガイモノ
「経済」や「効率]、「利便性」や「快適性」が最優先される現代では、手間と時間が掛かり、大量生産ができないホンモノは、次から次へと大量に生み出される安直なマガイモノに席巻され、長い年月を経て培われてきた日本古来の伝統的なモノづくりを始め、知恵や技術、文化、風習他が、日々、絶滅の危機に瀕しており、真っ当なことをごく当たり前に続けている人たちは、とても貴重で、尊い存在になっています。
先達たちが膨大な時間と労力を使い、努力と工夫を積み重ねて培われたそれらは、道具一つにしても、一旦失われてしまうと再興するのはほぼ不可能であることを知り、いても立ってもいられなくなりました。
ホンモノという選択肢を子供たちの世代に繋ぐこと
一個人に何ができるわけでもありませんが、COREZOコレゾ賞は、そんな、COREZOコレゾ、ホンモノというつくり手、担い手の皆さんに受賞して頂くことで、ホンモノの食づくり、モノづくり、技、生活の知恵や文化を私たちの子供たちの世代に選択肢として残し、未来に繋ぐネットワークを拡げる目的で活動を開始しました。
「権威なし」、「名誉なし」、「賞金なし」の「三なし賞」で、何の利権も生じませんが、この活動をひとりでも多くの方に知っていただき、COREZOコレゾ賞受賞者皆さんの商品の購入者やサービス利用者が増えることで、皆さんの生産、販売、活動等が維持できれば、COREZOコレゾ・ホンモノを未来に繋ぐこともできるのではないか、という思いで活動を続けています。
受賞して下さったひとりひとりの皆さんの顔ぶれ、生き方こそが価値
定年後に故郷に戻って、棚田の風景を再生された方、種採り農家を復活させた方、地域ボランティアに地道に取り組んでおられる方等々、地域・生活に密着した「食」、「住」、「衣」、「文化」をはじめ、あらゆる分野、業種、職種他で、2012年度から始めて、すでに、延べ300名以上の方々に受賞して頂きました。
もし、この賞に価値があるとするならば、「権威なし」、「名誉なし」、「賞金なし」のCOREZOコレゾ賞を喜んで受賞して下さったひとりひとりの皆さんの顔ぶれ、ひととなり、活動こそがその全てであり、受賞者の皆さんのご紹介ページをお読み頂ければ、この賞の目的や選考基準も自ずとご理解頂けると思います。
それらの皆さんの「考え方」、「行動」、「活動」には、私たちがこれからを生きるヒントや知恵が溢れていて、表彰式と祝賀懇親会での受賞者と関係者の交流からは、新たな取り組みも生まれています。
「モノ」や「商品」の規格や基準
本来、「品質」や「おいしさ」、「安心」、「安全」他の「価値」は、人と人とのつながりで証明してきたものですが、より簡易的且つ、客観的にそのつながりを証明するために「モノ」や「商品」の規格や基準が生まれました。
しかし、その「モノ」や「商品」の規格や基準は、本当に正しいのでしょうか?
いつの間にか、日本中のどこのスーパーやコンビニにも同じ商品が並び、私たちは、選択の自由や権利を失っているのに、それにすら気づいていません。
自身のモノサシを持って、自分のできことを、できるときに、できるだけやる人を増やすこと
COREZOコレゾ賞は、COREZOコレゾ賞独自の勝手なモノサシを示しているに過ぎません。
その気になって調べれば、ネット上には情報が溢れている時代ですから、どれが「ホンモノ」で、どれが「マガイモノ」か?何が真実で、何がマヤカシか?何を子供たちや次の世代に繋ぐべきか?
「モノ」や「サービス」、「活動」、「商品」が、何かの「規格」や「基準」をクリアしたことよりも、それらの「モノ」や「サービス」、「活動」、「商品」の背景や、つくり手、担い手がどれだけ魅力的で、信頼できる人物であるかどうかの方がはるかに重要であり、つくり手、担い手をみれば、その方々がつくりだす「モノ」や「サービス」、「活動」、「商品」の価値は、自ずとわかるはずです。
結局、私たちがホンモノを選択する自由や権利を守り、その選択肢を子供たちの世代に残すか残さないかは、私たち自身に掛かっている訳で、そうして、自分で考え、自分のモノサシを持って行動する人が増えれば、残すべきCOREZOコレゾ・ホンモノを子供たちの世代に繋いでいけるでしょう。
今後のCOREZOの活動について
代表理事の平野が勝手に表彰を始めたCOREZO賞は、企業に勤務することで報酬を得て、個人のポケットマネーで活動して参りました。
COREZO賞の趣旨に賛同し、その内情を知ってくださった受賞者の皆さん、開催地他、関係者の皆さんは、表彰式会場の無償提供、表彰式への自費参加、取材交通手段のご提供、Webサーバーのご提供などのご支援をいただき、皆さまの善意に支えられてこれまで活動を続けることができました。
それでも、受賞者、候補者の皆さんへの取材や開催地訪問の旅費、ご紹介記事作成のための受賞者の皆さんの商品や撮影機材、編集用PCの購入、表彰状の作成他に相応の費用が掛かっていたのも事実です。
有難いことに勤務先企業には、定年延長の年齢を過ぎても雇用を継続していただきましたが、2024年6月末を以て雇用契約が終了し、活動資金の財源がなくなったため、今年度を最後にすることも止むを得ないと考えていました。
石井 穣(いしい みのる)さん/(株)ルーシー取締役「バズ部」運営責任者 からのお申し出
現在、COREZO賞活動に賛同してくださった株式会社ルーシーの石井さまから、株式会社ルーシーさまのブログソフトウェア・コンテンツ管理システム (CMS)「バズ部式」とWebサーバーのご提供をいただき、このCOREZO賞Webサイトの運営を行っています。
退職が決まり、勤務地だった東京から関西の自宅に戻る前に、受賞者である石井さまより、活動が継続できるよう支援したい、というお申し出をいただき、今年度の表彰式で、受賞者や関係者の皆さんにも「今後のCOREZOの活動について」ご意見を伺うことにしました。
残念ながら、石井さんは急用ができて出席していただけなかったのですが、下記のメッセージをいただき、受賞者の皆さんにご披露しました。
こんにちは。株式会社ルーシーの石井です。
みなさんにお会いしたかったので、今回参加できずとても残念に思っています。さて、この度、私はコレゾの活動支援として年間〇〇万の寄付をさせていただくことを会社として決定いたしました。微力ではございますが、コレゾの活動をなんとか維持してほしいという思いから、できる限り寄付を継続していけたらと思っています。
しかしながら、みなさんにお聞きしたいことが一つあります。果たしてこの寄付が本当に「良いおこない」なのかということです(笑)。
もしかしたら、この寄付が平野さんの交通費となり、巡り巡って全国各地に何らかの被害をもたらすのかは、神のみぞ知るところでございます。
世の中は単純ではありません。善悪を判断するのは非常に難しい。はたして、私の行為が悪に加担する行為なのかは、ご聡明な皆様の意見を伺いながら、これからも楽しくコレゾの活動に関わっていけたらと思っております。
寒い日が続きますが、皆様くれぐれもお身体を大切になさってください。
株式会社ルーシー
石井穣(いしいみのる)
皆さまからのご意見
「継続してほしい」という声が多く、「個人的に支援したい」、「大手企業がスポンサーに就くと、色がついて今のような自由な活動ができないのではないか」、「会員制にして、会費を徴収してはどうか」、他のご意見が寄せられました。
主催者である平野個人としては、〇〇〇賞のようなお金で買える賞やスポンサー企業の色のついた賞にはしたくないので、これまでの活動に賛同してご支援くださる皆さんのご厚意に甘えながら、Webマーケティング企業である株式会社ルーシーさまのお力をお借りして、何らかのカタチで事業の収益化を図り、持続できる目処がついた時点で、事業を継承してくださる個人や団体、企業他に財団と事業を譲渡したいと考えています。
今後とも、COREZO賞顕彰活動へのご理解、ご協力、ご支援を賜りますよう、何卒、よろしくお願い申し上げます。
一般財団法人コレゾ財団 代表理事
平野 龍平 拝
活動支援のご厚意は下記にお願いいたします
COREZO賞は、多くの賛同者の皆さんのご協力、ご支援で活動を継続しています。
下記は、COREZO賞応援団の足立 多香子 さんからのコメントの引用です。
平野龍平氏が日本全国を飛びまわり
コレゾ!なホンモノを勝手に表彰(笑)
そこになんのシガラミも忖度もなく
本当に次世代に残すべきホンモノ、考えを
コレゾ賞として目にする機会を与えて下さる
私はタダの一般消費者ですが
こんなに気持ちの良い賞、一番信用できる😊知らなかった商品、取り組みなど
私の生活に取り込めるモノ、コト、発見、気づきが
今年もあるのではと毎年楽しみにしているコレゾ賞
平野さんの働きのおこぼれを頂戴しているのです😅
COREZO賞受賞者からのメッセージ
これからのコレゾ
コレゾ財団はもともと、
これぞ本物を発信し次世代に選択肢を残すこと、
その人たちを繋げていくことが目的で、
はじめから組織活動経費をねん出する仕組みを持っていない。
平野氏がめでたく所属先をクビになり、
受賞者の取材交通費、事務経費も一切合切、
あてがなくなった。
もう終わればいいじゃんと、
お互い顔を見合わせニヤニヤしながら、
でも終わろうと口に出さない面々。
会場で読み上げられた石井氏のメールに、
一同は爆笑しながら、
行けるところまで行こうと、
支援できる人が支援する、
じつにテキトーでイイカゲンでコレゾらしい選択をした。
とりあえず、
前期高齢者で妄想族で詐欺師のブラオヤジは、
財布に残ってる小銭で協力することにして、
ひきつづき代表のアシスタント兼運転手兼コミックバンド担当として関わるつもりだ。
我々は堂々と、
金カネかねのこの世の中で、無償の少額支援を同志によびかける。
このような賛同者、応援団を増やして参りたいと考えております。
口座番号 | 住信SBIネット銀行 (金融機関コード0038) 法人第一支店(支店コード106) 普通1089645 |
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法人名称 |
漢字
一般財団法人コレゾ財団
カナ
ザイ)コレゾザイダン
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口座番号 住信SBIネット銀行 (金融機関コード0038)
法人第一支店(支店コード106)
普通1089645
法人名称
漢字 ;一般財団法人コレゾ財団
カナ ;ザイ)コレゾザイダン
文責;平野 龍平
初稿;2024.12.
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