川窪 財(かわくぼ たから)さん

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COREZO(コレゾ)「人が好き、高知が大好き、たからちゃんネットが拡げるゆるやかな人財交流の輪」賞

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川窪 財(かわくぼ たから)さん

プロフィール

高知県高知市出身、在住

メーリングリスト「たからちゃんネット」 主宰

地球33番地

タカラプロ 代表

ジャンル

観光・地域振興

人財ネットワーク

経歴・実績

2003年  開始

受賞者のご紹介

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川窪 財(かわくぼ たから)さんとはご縁があって、2011年に高知市内で初めてお目に掛かり、「こっちは、たからちゃん」と紹介された。

「な、なんと、(×)ふてぶてしい、モトイ、(○)福々しいお名前?」と思ったが、川窪 財(かわくぼ たから)さんはご本名で、愛称が「たからちゃん」だ。

なんだか風貌もダイコクさまのようで、とてつもない福耳の持ち主でもある。「こちらに向って打ち出の小槌を振って下さい。」とフッたのに、ニコニコされるだけで何もしてもらえなかった。

その場を和ませる達人と言うか、とにかく不思議な魅力?を持ったおっちゃんなのである。宴会で凹んでいるような人を見つけると、なにやら訳のわからん話を始めるのである。凹がいきなり凸にはならんが、そのうちに気が付いたら、いつのまにやら、口にはなっているのである。

川窪さんは、人と人をつなげることと高知が大好きで、高知を良くしたいと日々、奮闘しておられる。「こうちのたから音楽祭」の開催等での高知の文化づくり、「地球33番地」での江の口川の浄化や環境保全、「こどもエコクラブ」などの子供の地域教育の実践の他、さまざまな活動に取り組んでおられる。

「地球33番地」というのは、東経133度33分33秒、北緯33度33分33秒というユニークな地点が高知市内を流れる「江の口川」の中にあるのに、その川が生活用水等で汚れているそうだ。その地点を「地球33番地」と名付け、高知から地球の環境保全につながる活動と文化づくりを中心とした地域活動を推進し、世界に情報発信をしていこうという団体とのこと。

「たからちゃんネット」とは?

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川窪さんは、そのような活動等を通じて知り合った「高知を元気にしたい」と実際に活動している人々をゆるやかにつなげようと、「たからちゃんネット」というメーリングリスト主宰して、人財ネットワークをつくり、日々の情報交換他のお世話役をしておられる。

2003年にスタートして、2012年7月の時点での参加登録人数約460人。その基本的なコンセプトは「ネット&ワーク」、「行動こそ言葉」、人と人との「ヒューマンネット」だそうだ。

このメーリングリスト(ML)を始めたきっかけは、あるNPОの理事長をしておられた頃に、交流していた大学生の連絡網に参加して可能性を感じ、まだМLのことをよくわかっていないまま、見よう見まねで設定して、この「たからちゃんネット」立ち上げたそうだ。当初は、子育て支援ボランティアの連絡網として始め、川窪さんが出会ったいろんな方をМLにお誘いしていくうちにいつしか大勢の方々に参加いただくようになったという。

「長くやっているといろんなことがあった」そうで、川窪さん自身も「なんのためにやっているんだろう」と、悩んだり、少し疲れたり、一度は休止しようと思った時期もあったが、その都度、いろんな方からの応援をもらって、続けてこられたそうだ。

基本的に参加のお誘いをするのは、川窪さんが直接出会った方に限っておられて、ごくまれに参加者のご紹介で参加された方にも、後日、実際にお会いするようにしているとのこと。

「1日に投稿が10本を越える日もあり、みなさんの思い思いの自由な使い方で、活発に交流して頂いています。時々、望外にもこのМLのことを褒めていただくこともあり、続けてきてよかったと思います。改善する余地もあると思いますが、皆さんのご意見も聞きながら、これからもこのゆるやかな交流のネットワークを続けていきたいです。」と、川窪さん。

「たからちゃんネット」のオン会参加者は、延べ数百人⁉︎

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インターネットはオンラインでつながることから、ネット上でつながった人同士が実際に会って交流することを、「オフライン・ミーティング(通称、オフ会)」と呼ぶこともあるらしいが、「たからちゃんネット」では、インターネットはあくまでも情報伝達の手段であって、意思の疎通には実際に会って交流することこそが重要であるという考えから、交流会を「オフ会」ではなく「オン会」と呼び、熱心な活動を重ねておられる。

「だからこそ、オン会には、たからちゃんネットを通じて、私や高知にご縁がある『たからもののような人財』がたくさん集ってきて下さるのだと自負しています。」と、川窪さん。たからちゃんネットのオン会には延べ何百人と集まってこられているそうである。

「たからちゃんネット祭り」って何?

「たからちゃん」をネットで検索すると、「恒例七夕 たからちゃんネット オン会」、「音のオン会」、「まちのオン会」、「福耳倶楽部」、「たからちゃんバンド」?・・・、出てくる、出てくる、なんと「たからちゃんネット祭り」なるものまである。

そして、実際にメーリングリストに参加させて頂くと、「土佐まるごと社中第1回定例会」、「地域活性学会第4回研究大会」、「夜の井戸端わもん」、「本山の田んぼの草とり」、「GNHの会(地域通貨「ぜよ」交流会)」、「こどもの体験活動安全講習会」、「東日本大震災支援フォーラム」、「大飯再稼動反対緊急集会」、・・・。メンバーの方々からのイベント、活動、コンサート等の案内、紹介は数知れず・・・。

スゴイ!!「たからちゃん」もスゴイが、高知の人たちもスゴイ。一体、この盛り上がりようは何?どこから来ているの?意識や志の高さだけでここまでできてしまうのか?知らないだけかもしれないが、こんなに活発にさまざまな活動しておられる地域があるとは思いもしなかった。時々、覗いてみるだけでもおもしろそうな活動が沢山ある。きっと、別の地域でも同じような志を持った方々や同じような趣旨で活動をしておられる方々がいらっしゃるだろうから、地域を越えたネットワークができれば、さらにおもしろいことが起こりそうな予感がする。

社外の方々が訪ねて下さるのがフツーの企業に勤めていたりすると、毎日、何人もの来訪者とお会いしたり、かかってきた電話で話すのが仕事のように勘違いしてしまう。いざ組織を離れたり、企業での肩書きがなくなったりしてはじめて、個人と個人のつながりが如何に希薄だったかに気が付いたりするものだ。

人財のネットワークこそが個人の最大の財産というのはわかっていても、その人の性格にも依るだろうが、初対面の人と繋がるのは、ええ歳になればなるほど、気恥ずかしく、億劫で、大きなエネルギーが必要なのである。

たからちゃんネットのオン会の参加者は全員が川窪さんの知り合いである。初対面の人同士の交流もグッと垣根が下がるのである。そのオン会からつながってラジオ番組まで始まったこともあるそうだ。

人と人のネットワークを繋ぐ達人

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川窪さんが、メールマガジンに書いておられる。

「いろんな場所やイベントに出掛ける際、躊躇はありますが、必ず、そこにはいいことが潜んでいることを、確信してください。大きい小さい、得か損か、いつ成就するかはわかりませんが、そこには必ず幸せの原石があるということをわたしは確信しています。でも、それは、試練の石かもしれません。その試練を乗り越えたら幸せが待ってるかもです。迷ったら一歩前に足を出しましょう。その場で考えたらなんとかなる。 たからちゃん」

こうして、川窪さんはごく日常的に人と人のネットワークを繋いでおられるのだろう。

「たからちゃんネット」にアップされている「たからちゃん」の画像は、全て満面の笑みである。きっと心から人との交流、活動を楽しんでおられるからに違いない。

コレゾ財団・賞の趣旨をご説明し、受賞のお願いをしたところ、

「光栄です。表彰式で他の受賞者の皆さんとお目に掛かるのが今から楽しみです。宜しくお願いします。」と、快諾して下さった。

COREZO(コレゾ)「人が好き、高知が大好き、たからちゃんネットが拡げるゆるやかな人財交流の輪」である。

後日談1.

本稿でご紹介して活動の他にも、、最近では、「わもん(話聞・話の聞き方を学ぶ)」という活動を通じた人と人が響き合う社会づくりに力を入れておられるようだ。機会があれば改めて取材して、ご紹介したいと思う。

川窪 財(かわくぼ たから)さんに関するお問い合わせは

メールで、info@corezo.org まで

※本サイトに掲載している以外の受賞者の連絡先、住所他、個人情報や個人的なお問い合わせには、返答致しません。

COREZO(コレゾ)賞事務局

初稿;2012.11.02.

最終取材;2012.05.

編集更新;2015.03.05.

文責;平野 龍平

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